相続放棄に必要な戸籍謄本等|取得枚数は相続人ごとに違う

相続放棄を自分でしたいが、必要な戸籍謄本等が分からず困っていませんか。

実は、相続放棄に必要な戸籍謄本等は、誰が相続放棄するかによって枚数が違います。

配偶者や子どもが相続放棄する場合は少ないですが、兄弟姉妹や甥・姪が相続放棄する場合は枚数も多いです。自分で相続放棄の手続きをする場合は、戸籍謄本の取得時間も計算に入れておく必要があります。

今回の記事では、相続放棄に必要な戸籍謄本について説明しているので、ご自身で相続放棄をする際の参考にしてください。

目次

1.基本となる戸籍謄本等

誰が相続放棄をする場合でも、基本となる戸籍謄本等です。

  • 亡くなった人の戸籍謄本(除籍謄本)
  • 亡くなった人の住民票(除票)または戸籍の附票
  • 相続放棄する人の戸籍謄本

それぞれ説明していきます。

亡くなった人の戸籍謄本等

亡くなった人の死亡記載のある戸籍謄本または除籍謄本です。亡くなっていることを証明するために提出します。

配偶者が生存している場合や、子どもが一緒の戸籍にいる場合は、亡くなった人の戸籍謄本(450円)を取得します。

一方、亡くなった人の戸籍に誰もいない場合は、除籍謄本(750円)を取得します。

亡くなった人の住民票(除票)・戸籍の附票

亡くなった人の最後の住民票を取得します。最後の住所地が家庭裁判所の管轄を決めるので、管轄を確認するために提出します。

発行手数料は自治体により違いますが約300円です。

相続放棄する人の戸籍謄本

相続放棄する人が相続人であることを証明するために提出します。

相続放棄する人の戸籍謄本(450円)を取得します。

2.亡くなった人との関係性により戸籍謄本は増える

誰が相続放棄をするかにより、必要な戸籍謄本等は増えていきます。

ただし、配偶者と子どもが相続放棄する場合は、【1.基本となる戸籍謄本等】で説明した分で大丈夫です。

以下の4つについて説明していきます。

  • 直系尊属
  • 兄弟姉妹
  • 甥・姪

2-1.代襲相続により孫が相続放棄

亡くなった人の孫が代襲相続人として、相続放棄する場合は戸籍謄本が少しだけ増えます。

本来の相続人が亡くなっていることを証明するために、戸籍謄本または除籍謄本が追加となります。

2-2.直系尊属(両親)が相続放棄

直系尊属(両親)が相続放棄する場合は、戸籍謄本等の枚数が増えるので気を付けてください。

亡くなった人の『出生から死亡までの戸籍謄本等』が追加となります。

なぜなら、第1順位の相続人が存在しないことを証明するには、すべての戸籍謄本等を確認しなければならないからです。

自分で相続放棄の手続きをする場合は、役所の窓口で亡くなった人の戸籍謄本等がすべて必要と伝えてください。

2-3.兄弟姉妹が相続放棄

兄弟姉妹が相続放棄する場合は、直系尊属が相続放棄する場合より増えます。

亡くなった人の出生から死亡までの戸籍謄本等と両親の死亡記載のある戸籍謄本等が追加となります。

第1順位の相続人が存在しないのと、第2順位の相続人が亡くなっていることを証明します。

2-4.甥・姪の相続放棄が一番多い

甥・姪が相続放棄する場合は、戸籍謄本等の枚数が一番多くなります。

兄弟姉妹の死亡記載のある戸籍謄本等も追加となります。

集める戸籍謄本等の枚数が10枚近くになることもあり、収集に時間がかかります。できれば、専門家に依頼した方が安全です。

3.本籍地が不明な場合は追加で取得

戸籍謄本を取得するには、前提として本籍地を知っておく必要があります。

本籍地が不明な場合は、追加で書類を取得して調べます。

  • 自分の本籍地が不明
  • 亡くなった人の本籍地が不明

3-1.自分の本籍地が不明

自分の本籍地が不明な場合は、本籍地記載の住民票を取得することで、本籍地を確認することができます。

昔は免許証に本籍地が記載されていたのですが、今は記載されていないので忘れている人も少なくありません。

3-2.亡くなった人の本籍地が不明

亡くなった人との関係が疎遠だと、本籍地が不明なことは珍しくありません。

本籍地を調べる方法は2つあります。

  • 住民票で調べる
  • 戸籍を辿って調べる

亡くなった人の住民票から調べる

亡くなった人の最後の住所地を知っているなら、本籍地記載の住民票(除票)を取得して調べます。

戸籍を辿って調べる

最後の住所地も不明な場合は、自分の戸籍謄本を取得して辿っていきます。あなたの戸籍を辿っていけば、亡くなった人の戸籍に辿りつけます。

ただし、亡くなった人の戸籍によっては、何枚も辿る必要があるので気を付けてください。

4.同じ戸籍は1枚で大丈夫

相続放棄を複数人でする場合や、先順位の相続人が相続放棄している場合は、同じ戸籍謄本等は1枚で大丈夫です。

つまり、亡くなった人の戸籍謄本等や亡くなった人の除住民票は、1枚提出するだけで問題ありません。

専門家に相続放棄を依頼する場合に、2人目以降がサービス価格になっているのは、必要な戸籍謄本等が省略できるからです。

相続放棄を検討している場合は、まとめて依頼する方が1人当たりの料金は低くなります。

5.さいごに

相続放棄に必要となる戸籍謄本等の枚数は、誰が相続放棄するかで違います。

ですので、正確な枚数は集めてみなければ分かりません。取得する戸籍謄本等が増えるほど、準備の時間も増えていきます。

相続放棄は亡くなったことを知った日から3ヶ月以内です。準備に時間がかかってしまうと、3ヶ月の期間を超える危険もあります。

相続放棄は期間内に提出することが、認められることの大前提になっています。時間が無い場合は、司法書士に依頼してください。

みかち司法書士事務所では、相続放棄の早割サービスを行っています。相続人になったことを知った日から1ヶ月以内(配偶者・子どもは2ヶ月以内)なら、追加費用無しの定額料金としております。

相続放棄を検討されている場合は、下記のボタンより料金と流れについてご確認ください。

相続放棄の料金を確認する

相続放棄について電話や面談の際に、よく聞かれる質問をまとめています。

相続放棄に関する質問を確認する

相続放棄に関する記事も30以上ありますので、興味がある記事があれば参考にしてください。

相続放棄記事まとめ

相続放棄の質問は電話でお答えします
📞06-6643-9269

業務時間8:00~20:00
司法書士の小嶋(こじま)が担当します
>相続専門の司法書士事務所

相続専門の司法書士事務所

相続に関する悩みや疑問があれば、お気軽にお問い合わせください。
遺言書に関すること。
相続登記に関すること。
相続手続に関すること。
相続放棄に関すること。
後見に関すること。
事実婚や同性カップルの相続対策。

CTR IMG