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事実婚

事実婚にするなら住民票の記載は重要です

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    住民票で事実婚を証明する

    事実婚を証明する手段の一つが住民票です。

    法律婚とは違い、事実婚を法律的に証明することはできません。
    ですので、複数の事実から事実婚を証明する必要があります。

    相続対策を補助する意味もありますので、すぐにでも手続きを済ませておいてください。

    目次

    1. 住民票の続柄記載
      1. 世帯主が別々になっている
      2. 世帯が同じで同居人となっている
      3. 事実婚の手続きが完了している
    2. 手続きは窓口で完了する
    3. 相続対策に役立つこともある
      1. 遺言書の裏付けとなる
      2. 特別縁故者となる手助け
    4. 住民票以外の対策もしておく
    5. さいごに

     

    1.住民票の続柄記載

    法律婚をした場合は住民票の続柄記載が、基本的に男性の欄に世帯主で女性の欄に妻と記載されます。
    それに対して、事実婚では3つの記載が考えられます。

    • 世帯主が別々になっている
    • 世帯が同じで同居人となっている
    • 事実婚の手続きが完了している

    1-1.世帯主が別々になっている

    同じ住所であっても、世帯が別々になっているケース。

    1人世帯が2つ同じ住所で暮らしている状態なので、それぞれが世帯主となっています。

    1-2.世帯が同じで同居人となっている

    世帯が同じになっていて、どちらかが世帯主でどちらかは同居人と記載されているケース。

    2人世帯なのですが、いわゆる同棲をしている状態です。

    1-3.事実婚の手続きが完了している

    事実婚の手続きが完了している場合は、どちらかが世帯主で妻(未届)または夫(未届)と記載されます。

    住民票の記載からも、婚姻の意思はあるが届け出をしていないことがわかります。

     

    2.手続きは窓口で完了する

    住所地の役所に行き、窓口で事実婚にしたいので「妻(未届)または夫(未届)」にしたい旨を伝えてください。

    余計な手間を省くため役所に行く前に、電話で必要な書類等があるかを確認しておいた方がいいです。
    自治体によっては独身であることを確認するために、戸籍謄本の提出を求められることもあります。

     

    3.相続対策に役立つこともある

    住民票への記載を済ませても、事実婚の配偶者が相続人になるわけではないです。
    あくまでも、法律上の配偶者が相続人となります。

    では、相続にまったく関係しないかというと、必ずしもそうとは言えません。
    住民票への記載が、相続対策に役立つこともあります。

    • 遺言書の裏付けとなる
    • 特別縁故者となる手助け

    3-1.遺言書の裏付けとなる

    事実婚において遺言書の作成は必須なので、遺言書を書いていない人は少ないと思います。

    遺言書の問題点として、作成時期によっては内容を疑われることが挙げられます。
    なぜかというと、法定相続人の立場からすると、遺言書が無効になれば自分が相続できるからです。

    住民票にしっかりと記載していることが、遺言書の内容が真意に基づいて作成されていることの裏付けにもなります。
    記載しないよりは記載した方が良いです。

    3-2.特別縁故者となる手助け

    事実婚では遺言書を書くのは必須ですが、理由があって書いていない場合もあります。
    たとえば、若いので作成していないや、絶対に書かないと決めている等です。

    遺言書を書かないまま亡くなってしまうと、基本的に事実婚の配偶者は何も取得することができません。
    例外として、亡くなった人に相続人がいない場合は、特別縁故者制度を頼ることができます。

    特別縁故者と認められるには、事実婚であったことを証明する必要があります。
    住民票の記載が証明の手助けとなります。

    特別縁故者制度をご存じない場合は『特別縁故者とは』をご確認ください。

     

    4.住民票以外の対策もしておく

    住民票の記載を変えておくことで、事実婚を証明する証拠となります。
    ただし、住民票以外にも方法はあります。

    下記が代表的な方法です。

    • 事実婚契約書を結ぶ
    • 結婚式を挙げる
    • 子どもを認知する
    • 社会保険の被扶養者にしている

    複数の対策をしておくことで、事実婚の証明が強固となります。

    子どもを認知しておくことは、父親から子どもへの相続においても重要なので必ずしておいてください。
    事実婚の子どもは相続できるのか|無条件では財産を引き継げない

     

    5.さいごに

    住民票の記載を変更するだけで、事実婚であることを証明する手助けになります。
    また、相続で揉めたときにも役立つ可能性がるので、変更されていない場合はぜひ変更しておいてください。

    事実婚は便利である反面、相続では不便となりますので対策は必ずしておきましょう。

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