ペットは相続人がいないと何処に行くのか

あなたが飼っているペットは、相続人がいない場合はどうなるのか。住んでいた家が処分された後は、ペットはどこに住むのでしょう。

子どもさんが引き取ってくれる場合は、子どもさんと暮らします。
あるいは、生前にペット好きの知人に頼んでいた場合は、知人と暮らしていきます。

では、相続する人がいない場合や生前に知人に頼んでいなかった場合、ペットはどこに行くのでしょう。

ペットは自分では住む所を決めれないので、飼い主さんが決めておきましょう。

目次

  1. 相続人がいない
    1. 相続人が初めから存在しない
    2. ペットを引き取る相続人がいない
    3. 相続人が相続放棄した
  2. 誰も引き取らない場合の連絡先
    1. ペットの保護団体
    2. 役所への連絡は危険
  3. 動物として判断する人も多い
  4. 最後に

1.ペットを相続する人がいない

ペットを相続する人がいない場合には3種類あります。

  1. 相続人が初めから存在しない
  2. ペットを引き取る相続人がいない
  3. 相続人が相続放棄をした

1‐1.相続人が初めから存在しない

相続人が初めから存在しない場合は、ペットを相続する人も存在しないということです。

ペットも相続財産

ペット以外の財産についても、遺言書を作成する等の相続対策をしておく必要があります。引き取ってくれる知人等を見つけていないとペットは路頭に迷うことになります。

1‐2.ペットを引き取る相続人がいない

相続人は存在していても、ペットを引き取ってくれるとは限らないです。住んでいるマンションがペット禁止であったり、同居している家族がペットアレルギーの可能性もあります。

生前に親しくしていない相続人の場合は、金銭的価値があるものは相続して、ペットは処分するかもしれません。

1‐3.相続人が相続放棄した

注意が必要なのは相続放棄をした場合です。

なぜなら、相続人がペットを引き取ること自体には問題が無くても、相続放棄をするのでペットを引き取ることに二の足を踏むことがあるからです。

ペットも相続財産なので、単純承認したとみなされる可能性があります。単純承認したとみなされると相続放棄は認められません。

ペットは相続放棄をすると引き取れないのか|実際のところを考える

 

2.誰も引き取らない場合の連絡先

ペットを誰も引き取らない場合は、どこに連絡するかによってペットの未来は変わります。

  • ペットの保護団体
  • 役所

2‐1.ペットの保護団体

相続人がいないペットを保護するために、ペットを引き取ってくれる人を探しています。各地域に根付いた保護団体が、ネットワークを駆使して尽力してくれます。

里親が見つかった場合はペットは里親と余生を暮らします。

全力で探してくれますが、必ず見つかるわけではないです。

2‐2.役所への連絡は危険

役所に連絡するのは危険なので、最後の手段にするべきです。

引き取り手のないペットがいると連絡すると、保健所に連れていかれる可能性があります。自治体によって違いますが、一定期間内に引き取り手が現れない場合は、ペットは殺処分になります。

保健所に連れていかれると、ペットであっても野良犬や野良猫と同じ扱いです。

 

3.動物として判断する人も多い

ペットを飼っている人は愛情を持って育てています。そのため、気付きにくいのですが、世の中には動物としてシビアに判断する人も多いです。動物を嫌っている人も世の中にはいます。

ペットに関して何も言ってなくても、「面倒を見てくれる」「新しい飼い主を探してくれる」といった、根拠のない希望を持っている人もいます。

現実には、容赦なく保健所に連絡する人もいますし、離れた所に捨てに行く人もいます。ペットは拒否することができません。

すべての人が同じように愛情を持って育てるわけではないので、誰にペットを託すのかは非常に重要です。

 

4.最後に

あなたが亡くなった後の相続対策をしていない場合、ペットには厳しい現実が待っています。

引き取り手が現れるどうかは、ペットの年齢や種類にも左右されます。運も関係するので確実に現れる保障はないです。

残されたペットは自分で住む場所を見つけることはできないので、あなたが責任を持って見つけてください。

家族が引き取りやすいように飼育費用とセットで相続させる。
あるいは、知人に謝礼とセットで遺贈する。

引き取ってくれる人が見つからない場合は、老犬ホームや老猫ホーム等を候補に入れる必要もあります。

ペットと相続についても確認ください。

ペットも家族の一員ですので、相続対策は必ずしておいてください

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